日本製薬工業協会は2025年11月20日、国内の治験エコシステムの質向上と合理化を目指す「治験エコシステム業界宣言2025」を発出しました。日本では海外で承認済みの新薬が国内で未承認のままになる「ドラッグロス」や承認遅延の「ドラッグラグ」が問題となっており、これを解消するため、過剰な手順の見直しや重要事項への資源集中、医療機関との対話強化を推進します。業界では2026年にワークショップを開催し、議論活性化を図る予定です。これにより、新薬をより早く国内患者に届けることを目指し、日本が世界同時新薬開発において重要な役割を果たすことを目指しています。
製薬業界、治験エコシステム業界宣言2025を発出し治験の合理化推進
- 記事提供
- PhRMA Japan
- 公開日
- 2025-11-20